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(情報システム学科2年 (情報システム学科4年 五十嵐慎吾)澁谷圭)COC+国際交流事業くぁんうんきょんひ魚沼市小出地区特産品の販促活動を提案住民と商店街の連携探る  「雪太郎大根いっぺごと祭り」で発表  「明日を語る」ワークショップに参加「ひと・まち・しごと」を循環させる人材の育成テーマに、平成27年度から5年間実施される、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」が最終年度を迎え、本学も新潟の魅力を海外に発信する新たな事業に取り組みました。この事業は新潟大学を中心に本学を含む県内外の大学、自治体、企業、経済団体などが一体となって、地方創生に取り組む事業です。「インターンシップ改革」や「地域活性化/産業振興」「教育の国際化」などを推進して県内の就職率を向上させ、国内外からの人口流入の実現を目指しています。最終年度の今回、本学では新潟の魅力を発信する事業を企画し、本学の担当教員と学生が海外の提携大学を訪問してプレゼンテーションを行いました。カナダのアルバータ大学では、海外夏期セミナーに合わせ、セミナーに参加する本学学生が新潟をアピールするプンの感想」を実施しました。ロシアでは、ウラジオストク国立経済大学に留学中の本学の学生が日本の軽音楽の紹介や古代ロシア文字のワークショップを行いました。韓国は国際学部の竹之内一菜さんが、光云大学校と慶熙大学校を訪れました。光云大学校では、来る予定の学生が日本語を学ぶクラスで新潟や本学を紹介し、慶熙大学校では、韓国語を学ぶ留学生を対象にプレゼンテーションを行いました。COC+国際交流事業は今年度で終了しますが、これか機会となりました。これまでの国際交流事業の詳細は、下記のURLからご覧ください。経営学科2年生の小宮山応用ゼミナールのメンバーは、小出商店街で地域活性化の活動を行っています。昨年11月6日、魚沼市小出地域の方とともに、小出小学校と地域住民の連携を考えるワークショップ「小出の明日を語る会」に参加してきました。私たちは商店街の活動を10月か上越市宇津俣地区上越市宇津俣地区で、先輩から引き継いだ産物の販売促進事業を行っている小宮山研究室のメンバーは昨年11月、同地区の農業イベント「雪太郎大根いっぺごと祭り」活動をこのイベントで報告しましでプロジェクトの発表を行いました。宇津俣地区は中山間地の世帯数が、20年以上前から農業法人組合化・ブランド化(農事組合法人雪太郎の郷)・6次産業化を進めている地域おこしの先進地域です。耕作放棄地を再生させることで、若者の雇用まで生み出しています。ブナ原生林からの豊富な湧水でら3回にわけて調査を実施し、その結果、商店主が技術や知識を伝える少人数の「まちゼミ」という活動が、小出以外の近隣地域からの新たな顧客獲得につながっていることが明らかになりました。また小宮山ゼミの先輩たちは、9月に行われた地域ボランティアの方と小出小児童が店舗を訪れる「地域交流遠足」に参加しました。が多かったのが印象的でした。その先輩の調査によると、児童だ けでなく地域ボランティアの方にも商店街を説明していく中で„新たな発見“があることがわかりました。こうした経緯から、私たちは小学校と協力して、商店街をあまり作り出された産物の販売促進のために、私たちは新潟市内の祭などでの試食・販売、さらに宇津俣を題材とした謎解きイベントを開催しました。宇津俣に関心をもった方が情報を得られるようにホームページも開設しました。こうしたた。さらに本年3月までの3つの活動を提案しました。当日の発表は非常に盛況でした。発表が始まるまで、皆、緊張した面持ちでしたが、いざ発表の舞台に立つと各々が個性的な発表を行い、参加している人々を惹きつけることができました。終了後には、多くの方が販売促進案への利用しない住民にも魅力を再発見してもらうことを企画し、その一環としてワークショップ「小出の明日を語る会」に参加したものです。当日は小出小学校の校長先生をはじめ、多くの方がそれぞれ目標を持ってワークショップに参加し居場所をつくりたい」とする意見今回学んだことを活かし、微力ながら商店街の皆さんや小出小学校の児童、地域住民の方々にとって、より良い小出の姿を実現する提案を、チーム全体で頑張っていきたいと思います。意見を寄せてくれました。今回の発表会でいただいた意見を参考に、小宮山研究室の学生たちは宇津俣地区産物のさらなる販売促進に努めていきます。宇津俣地域のイベント(灯の回廊2月23日)では、雪壁に映像を投影する予定です。広報に力を入れることで当日の集客アップを目指しています。ていることに感銘を受けました。私の参加したグループでは、商店街の中に「子供たちの新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和2年1月発行 2019年度 No.4「小出の明日を語る」ワークショッププレゼンのあと折り紙などでも交流(ウラジオストク国立経済大学)新潟の地図を示して本学を紹介(アルバータ大学)本学から新潟の魅力発信カナダ・ロシア・韓国でプレゼンテーション交本換)留へ学の生渡と航し歴てや本プ学レにゼ地元の方と調理する在学生(右)ら本の学レン国をゼケ際アンー交ピテト流ーー調にルシ査向すョ「けるン新て有と潟新意、(潟義ア日やなhttps://www.nuis.ac.jp/pub/nuis_internationalexchange_report.html         4               小宮山研究室の地域づくり活動16戸、人口38人の小さな集落です

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