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(経営情報学部長 小林満男)          る          3   実践報告事例紹介研究発表まちづくりものづくりひとづくり建学の理念込めたキャッチコピー制定経営情報学部シンポジウム一昨年4月、情報文化学部は情報システム学科に加え経営学科を設置し、経営情報学部として新たにスタートしました。昨年4月には社会連携センターが設置され、地域・産官学の連携も徐々に充実してきたことから、去る11月16日、新潟中央キャンパスで、連携を推進する「大学とまちづくり づくり 地域創生シンポジウムを開催しました。特別講演では燕三条地場産業振興センターの平賀仁産業振興部長から、燕三条地域の技術・産業の変遷や産学連携の実践について報告がありました。地域・産官学の連携を進めものひとづくり」をテーマに、ていく上で示唆に富む内容で、今後の活動に役立てたいと考えております。藤田晴啓研究室から佐渡市の羽茂小泊の地域活性化への取り組みとして、足掛け8年に及ぶ能とプロジェクションマッピングを融合した佐渡能楽プロジェクトの事例紹介がありました。地域と行政にヨソ者(若者)たちが加わった活動から、地域活性化のヒントが見えつつあるように感じました。また、土屋翔研究室の学生たちからは、柏崎石黒地区と魚沼市下折立地区における地域活性化の活動報告がありました。地域が笑顔になることや地域の一員となって主体的に活動を行っている模様の動画でのプレゼンテーションはとても印象的でした。続いて石井忠夫教授からの研究成果の発表後、教員らのニーズ紹介のポスターセッションに移り、活発な意見交換が行われ閉会しました。学部学生の教育と研究に加え、今後地域・産官学の連携を積極的に展開していこうと、決意を新たにしたシンポジウムとなりました。本学は昨年9月26、27日の両日、新潟市産業振興センターで開かれた県内最大級の商談型産業見本市「にいがたBIZEXPO」に出展しました。「にいがたBIZEXPO」は2014年から開催され、今年で6回目を迎えた見本市で、県内外から226の企業や官公本学は創立25周年を機に、本学を的確に印象深く、広く社会にアピールする短文で本学が元気になるキャッチコピーを募集し、この度、「つなぐつながる」を制定いたしました。制定したコピーには、地元新潟、日本、アジア、世界と、在学生、父母会、同窓会(みずき庁、教育機関が出展したほか、講演会や商談会、プレゼンテーションが行われ、自動運転トラクターやラジコン草刈機、農薬散布用ドローンなどの企画展示も開催され、2日間の入場者は延べ約1万1千人にのぼりました。本学は開学25周年を迎え、今まで以上に地域、産業界との連携を密にし、本学及び教員の研究活動を広く知ってもらうために初めて参加しました。地域連携委員会が今年度に作成した本学教員の活動をまとめた『地域連携活動事例集』と、新たに企業との連携を強く意識した経営情報学部教員による『経営情報学部シーズ集』を取りまとめ、本学出展ブースの来訪者に大学会)、企業および官公庁など、地域に住み地域に生きるすべてつなげをアピールするとともに配布しました。初日には商談の申し込みもあり、担当者から商品および導入について丁寧な説明を受ける機会もありました。各企業の出展ブースに常駐している社員や一般の入場者の中には本学の卒業生も多く、20年間卒業生を送り出してきた年月の長さ、また、多くの卒業生がていることを改めて実感する良い機会にもなりました。なお、『地域連携活動事例集』および『経営情報学部シーズ集』は、本学のホームページからもご覧いただけます。URLとQRコードは下記の通り。の皆さまとともに、「共存共栄していきたい」という思いが込められています。これからの大学案内や広告などに幅広く活用していく予定です。生をはじめ、卒業生、教職員から合計135件の応募をいただき、大変ありがとうございました。県内の様々な企業、分野で活躍し募集にあたりましては、在学地域連携活動事例集を配布   入場者に本学アピール「にいがたBIZEXPO」に初出展産学連携について特別講演する平賀仁氏新潟国際情報大学 学報 国際・情報 令和2年1月発行 2019年度 No.4来場者に本学を紹介する本学職員(左)https://www.nuis.ac.jp/pub/regional_collaboration.html応募総数135件つなぐつなげるつながる

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