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情報システム学科4年 磯貝尚輝学学費費免免除除でで留留学学多様な生物の共生豊かな環境保護へ本学と台湾の銘伝大学(台北市)は単位互換協定の同意覚書を3月に交換し、正式に協定を結びました。この同意覚書の交換により、双方の大学の学生が学費の免除を受けて留学し合える交換留学協定が締結されました。本学の学生は、最大2セメスター(1年間)まで銘伝大来的な発展が期待されます。銘伝大学では、台湾と米国にある4つのキャンパスに世界各国出身の約2万人の学生が学んでおり、英語と中国語で授業が行われています。これまで本学からは、国際学部の学生が海外実習先として英語と中国語の短期研修に参加しています。学に留学でき同大学の各学部が開講する授業を履修し、その単位を修得することができます。習得した単位は、本学の単位として認定され4年間の在籍期間で卒業が可能になります。今回の同意覚書は、この他にも両大学の研究者や職員間の交換や共同研究などの学術交流、さらに地域住民や高校生に恩恵をもたらす共同プログラムの開発なども可能にするもので、将ラムサール条約登録湿地・佐潟の環境保全と活用へ向けて、新潟市環境政策課を中心に5月27日、新潟市西区赤塚公民館で「佐潟の将来をみんなで考えるワークショップ」が開催され、参加してきました。これは、大学に近い佐潟の自然環境を保全して多様な生物が共生できる豊かな地域を目指そうと「2050年の佐潟の将来像を考える計画」を今年度中に一部改定するための活動です。最初に、「潟の記憶」(新          4潟市潟環境研究所制作)の映像を見た後、私は事例紹介として、赤塚地域のガイドブックを作成する「赤塚・佐潟地図研究会」と新潟市の「水と土の芸術祭2018年」の市民プロジェクト「新潟砂丘遊々ウォーキング―歩く楽しさ満載!新潟砂丘を満喫!―」を運営する「新潟砂丘遊々会」の活動について説明しました。続いて「佐潟の将来像の提案」と題して法政大学の事例紹介も行われました。グループに分かれたワークショップでは「佐潟の水質の濁りが顕著になってきた」「不法投棄があり、水質や生物への影響が心配だ」「地元・赤塚の住民の関心も薄くなった」「保全活動を受け継いでもらう若者への周知、理解を深めていくことが大切」など、多くの意見やアイデアも出されました。佐潟の理想的な未来につながるよう、これからも地域活動に貢献していきたいです。ワークショップに参加将来は学術交流も可能グループに分かれたワークショップで意見とアイデアを出し合う参加者たち新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成30年7月発行 2018年度 No.2台湾・台北市の銘伝大学キャンパス 台湾の銘伝大学と単位互換協定佐潟の将来を考えよう

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