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is_project一番学ぶことができたのは、人のつながりの大切さだと感じています。一緒に勉学や遊びに付き合ってくれた友人たち、サークルでは率先して盛り上げてくださった先輩方、つまずいたときにはアドバイスを必ずくれ励ましてくれる先生方、優しさで溢れた人が周りを囲んでくれていました。1年次の頃は、緊張しながら自分で時間割を設定し、単位を取得するために一生懸命計画を立てていました。情報システムという専門的な知識を友人たちと共に学び、球技大会では全員参加の大縄跳び大会で上位に入賞したことからチームと先生で焼き陸上競技部で過ごした4年間は、これまでの人生で最も密度の濃い時間でした。入部当初は部員数が私を含め2名という、高校時代のような充実した練習環境とは一転し、非常に酷な状況からのスタートでしたが、110mハードルで全日本インカレを目標に可能性を信じて練習をしてきました。試行錯誤を繰り返していく中で1年次から自己ベストを何度も肉を食べにいったこともありました。2年次になると学生生活にもすっかり慣れ、少し余裕もできたためFPの資格取得を目指して勉強も始めました。本学では資格取得すると奨学金が出ることから勉学の面でも手厚いサポートをしていただきました。そして3年次になり就職、ということを意識し始め、インターンシップで柏崎地域振興局に。実際に働くことで職種の本当の姿を把握することができ、就職活動する際の大切な判断材料になりました。更新するなど、幸先は良かったものの、その後の2年、で全日本インカレに出場す3年次で手術を伴うけがをしてしまい、まともに走れない日々が長く続きました。                しかし、ここで諦めずに取り組むことが一生の教訓になると信じ、その時の自分ができる最大限の努力をしてきました。その結果、3年次で北信越インカレ優勝、4年次では北日本イン就職活動は自分の意志が本当に重要となる人生の分かれ道だと感じました。周りが先に就職先を決めて、取り残されたことに焦りを感じて手当り次第エントリーしてしまったこともありました。精神的につらい場面でもキャリア支援課の先生方が優しくアドバイスしてくださったおかげで、4年次の春には内定をいただくことができました。この結果は周りのサポートなしでは絶対に成し得なかったと思います。皆さんに恩返しができるよう、社会人として一歩一歩歩み続けていきたいです。カレ優勝により、2年連続ることができました。こうして4年間を振り返ると、諦めたくない思いと困難をチャンスとして捉えて実行してきたからこそ結果に繋がったのだと思います。これらの実行の原動力は、自分の周りにいる家族や友達、先輩や後輩、指導していただいた先生方がいたからこそだと思い、とても感謝しています。この4年間、最も多くの時間を費やし最も心に残っているものといえば学友会活動です。きっかけは本当に些細なことで、自分と同じ中学、高校の学生がわずかだったので「ここに入れば大学のことを少しは知ることができたり、仲間が増えたりするかなぁ」と何となく学友会執行部に入ったのが始まりでした。1年次にはとにかくがむしゃらに活動し、執行部の学生に限らずさまざまな学生と協力しながら大学で面白いことができないかとあ「やりたいことは全部やる」これが私の大学生活のモットーです。入学すると早速、国際交流インストラクターや学友会、合唱部などに所属しました。同時にアルバイトでお金を貯め、2年次にはロシアへの派遣留学に参加しました。帰国後はロシア語のスピーチコンテストや検定にも挑戦しました。さらに4年次は、卒業旅行として1週間のヨーロッパ旅行も実現することができました。れこれ試行錯誤し、突っ走っていました。2年次に入ってからは紅翔祭実行委員長に抜てきされ大学や大学祭を盛り上げる一方、予算や設備、大学の規程やあらゆる立場の人々(学生、教員、職員、近隣や地域の住民など)の要望等を踏まえて一番良い結果をつくっていく難しさを実感しました。は学友会長として職務にあ生活の中でも私が最も尽力したのは「災害ボランティア団体nu立および運営です。福島県出身ということもあり、東北の震災後の復興は私にとって重要なテーマでした。農業支援やがれき清掃などさまざまな活動を通じて、自分の肌で被災地の風を感じられたこと、多くの方とこれを糧に3、4年次にこのように充実した大学」の設たる一方、多様な立場から大学や自分のために活動できることはないかと模索し始めました。具体的には音楽祭等の学内イベントの企画・運営を行い、またEcoサークル・ボランティアサークルを通して他大学との交流とその促進を図りました。こういった経験が自分にもたらした影響というのは計り知れませんし、また今後大学が発展していくきっかけになれればこの上ない大学生活だったと思います。の出会えたことは掛け替えのない財産です。また活動継続のために、定款や事業案を作成して学内外の助成金制度に応募したことも良い経験となりました。これら全ての活動は一人で実現できたわけではありません。支援してくださった先生方や職員の皆さん、切磋琢磨して成長させてくれた友人、そして活動を引き継いでくれる後輩に心から感謝しています。ありがとうございました。 12新潟国際情報大学 学報 国際・情報 平成27年4月発行 2015年度 No.1情情報報シシスステテムム学学科科  本本間間竜竜一一情情報報文文化化学学科科  山山口口裕裕加加情情報報シシスステテムム学学科科  木木下下  和和情情報報文文化化学学科科  大大沼沼竜竜二二卒業にあたって諦諦めめずず全全日日本本イインンカカレレ出出場場災災害害ボボラランンテティィアアにに尽尽力力優優ししささ溢溢れれたた人人々々にに囲囲ままれれががむむししゃゃららにに学学友友会会活活動動掛け替えのない濃密な時間だった

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