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まして、非常に私どもの仕事には大きな力をいただいており、大変感謝をいたしております。私どもも大変優しく接しておりますので、野村君も安心して来ていただきたい。 それから、少し皆さんに人生の先輩として、何かメッセージを贈ろうかなということで考えてきましたが、数年前に城山三郎さんが日経の紙上でリーダーシップについて書いているものがありますので、それを皆さんにご紹介して、ぜひそれを意識して社会に巣立っていただきたいと、それを読みます。 「経営者にも政治家にも共通することだが、リーダーの条件とは何か?と問われれば、常にあるべき姿を求めている。これがユ番目ですね、あるべき姿。それから、2番目に人問に対する関心や好奇心が旺盛である。それから3番目。卑しくない、ということ。人間と 本日は私たち卒業生のために、このような盛大な卒業式を挙げていただき、誠にありがとうございました。 またご来賓の皆さま、並びに関係者の皆さまにおかれましては、多忙の中ご出席していただき、心よりお礼申し上げます。本日私を含め269人が卒業することとなりました。 今年は昨年の大雪が嘘であったかのように過去に例を見ない暖冬少雪です。この大学生活4年間においても白然災害がいくつも発生膨大な「情報」の意味を修得    輝く未来へ新たな旅立ちた。 正直入学するまで「新潟」「情報」という二せん。ています。して卑しくない。そして4番目に、大局を掴                  つかむ力があると…この4つがリーダーにとって一番大切だ」と彼は言っているのですが、リーダーということだけではなく、人問として杜会人として世の中に出て行くときに、どうしてもこの4つだけは持っていただきたいということで、あまり多くをお話しても、なかなか皆さんの心にインパクトとして残らないと思いますので、この4つだけお話をして、素晴らしい巣立ちをしていただきたいと願っ 社会は皆さんの無限の可能性を大変楽しみに待っておりますので、どうぞ元気よく飛び出していただきたいと期待しています。甚だ簡単ではございますが、私の祝辞とさせていただきます。おめでとうございます。し、異常気象が続いています。そのような中で私たちは他人事ではなく身近な出来事として自覚しなくてはいけません。 答辞を行うにあたり、本学に入学しようと決意し、入学してから今日までの4年問を思い出しました。上越出身の私にとって、初めての一人暮らし、不慣れな土地に期待よりも不安が大きかったのを思い出します。しかし、大勢の方々、生まれ育った街に似た風景に支えられ、また、家族のありがたさを実感するなど、学問以外にも大きなものを得られましつのキーワードでしか新潟国際情報大学という大学を知りませんでした。入学後、一言で「情報」といっても、私の想像を超える内容がその言葉には含まれていることを学びました。その中でも一番印象深い分野が「情報リテラシー」です。 「情報リテラシー」とは、情報を正しく読み書きする能カのことです。自分にとって必要な情報も不必要な情報も膨大に存在する現代、白分の目的、目標に似合った情報を自分自身で修得しなければなりま 私の卒業研究におきましても情報収集のため、 「情報リテラシー」という能力を活用しました。卒業研究において、この情報収集が最も苦労した面ではありましたが、苦労したおかげで「情報リテラシー」がいかに重要かを実感致しました。 現在、昌茎をはじめとしたソーシャルネットワークサービスが盛んであり、私も某ソーシャルネットワークサービスを行ったことがあります。誰もが簡単にブログを行うことができ、見知らぬ人と交流できる時代であります。幅広く交流できますが、一つの文字、言葉で相手を不快にさせたり、傷つけてしまったりと凶器になってしまう恐れも常にあります。そのような中で「情報」「文化」について学び、そこから考えた私たちは、 「情報」と「文化」とを意識して、この急速に進歩し続けている情報化社会の中で過ごしていかなければいけません。 新潟国際情報大学が平成6年に開学し、平成10年に第ユ期目の卒業生を送り出し、私たちが記念すべき節目の10期目の卒業生となり大変うれしく思っています。 「卒業」は一つの節目であり、別れという面もありますが、新たな地への旅立ちという側面も持っています。今までの環境とは違う環境となり、期待や不安が混在しています。4年問で得た知識、経験、そして、この卒業生代表としての答辞も私の中で大きな財産となりました。卒業生一人ひとりにいろいろなことがあると思いますが、この4年間で得た財産を今後の人生に生かしていきます。 私たちの瞳に映り輝いている未来を信じて一歩一歩歩み進めていきます。 最後になりましたが、学び、考えることの面白さを教え、ときには厳しくご指導してくださった教職貝の皆さま、大学生活を支えてくれた家族、そして4年間という長いようで短かった大学生活を有意義に過ごした仲間たちすべての方々に感謝致します。 新潟国際情報大学の更なる発展を願い、私の答辞とさせていただきます。●㈱ビツクウイン○文部科学大臣●新潟県知事●新潟市長■日本私立大学協会会長■上越教育大学学長●長岡技術科学大学学長●敬和学園大学学長●長岡大学学長●長岡造形大学学長●新潟工科大学学長○新潟産業大学学長●㈱芝通●新潟綜合警備保障㈱■新潟寧央脊果㈱●㈱文武堂   代表取締役社長   代表取締役社長   代表取締役社長   代表取締役   代表取締役一岡固志田正幹人廣田田村正治大島忠志小島和夫11広布鎌原新小渡大篠泉伊川村田 井鳥邊沼田日ヨ吹   陽俊成豊一明陽隆淳昭裕文男具成郎     彦明菅報システム学科(総代 田近有理㈱ビツグウイン富士ゼロックス新潟㈱㈱ウオロク自衛隊新潟地方連絡部セコム上信越㈱㈱総研システムズ鶴木㈱東テク㈱新潟支店㈱仲代金属新潟綜合警備保障㈱㈱マルイ賓名簿取締役人事部長新潟募集案内所長代表取締役総務部長総務部長執行役員工場長執行役員採用担当代表取締役人事部部長高橋清二松田心司野沢慎吾清水保天野敬作山本渡高野幹也北村栄一奥田昌弘松田完貫龍太郎

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