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です。 開学してから満12年が過ぎ、みず  ートし、既にフル運転に入っています。お褒めの言葉を頂戴することが多く、これもうれしいことでありました。        情報システム学科教授ています。これらの改革の大部分は、ります。してきます。今年入学された皆さん、き野校舎前の構内道路に並ぶ桜並木  2人の教員が他大学に赴任され、新も成長し、見事な花を咲かせるよう  しい3人の教員をお迎えしました。になりました。          学部・学科長はじめ皆さんの抱負を 今春も犯人の一兀気溌刺とした新入  うかがい全教科・ゼミの新展開が期生を迎え、一段と活気に満ちあふれ  待されます。ています。しばらく低迷し上昇傾向にあり、本年3月の卒業生の就職率も90%を十分に超えました。これで合計2657名の卒業生が社会へと巣立ち活躍中であり、たくさんの就職先企業などから 新年度の新しい学内の体制がスタ情報文化学部長少子化時代でなくても本来やるべきことでありますが、やはり黒船到来のように時間的に待ったなしの状況になってようやく進み始めた感があ 大学の役割は、学生を一人前の社会人としてさまざまな組織体で活躍のあとから次々と新しい命がわき出それぞれ進級された皆さん、気持ちも新たに新しい年度を迎えているこ          槻木 公一ていた日本経済もようやく 全教科・ゼミの新展開を期 待   はないでしょう。情報システム学科教授   近藤 進できるように育成することにありますuに効果的に用いなければなりません。とと思います。 20年ぶりの大います。且偉的には学友会・課外活動・ 学生諸君には、まず何事も白分白身で考え、白分の意志に基づいて発言し、行動するという白主性、自律性を備え、自らの言動について責任を持つ習慣をつけるよう常々お話しています。2年次から3年次にかけて行われるキャリア開発教育の第一そのためには学生個々人に基礎的な知識を蓄積させ、能動的な行動意欲 少子化の時代を充実させる必要があります。 嚢を迎え、生き残はその手段であり、限られた時間内りをかけて大学ではさまざまな 教育の質を高めるため、今まで自改革が進められ己点検評価や学生による授業評価を実施してきましたが、今年度も学生による授業評価を継続し、情報システム学科ではJABEE一日本技術者教育認定機構)による外部評価を 学生部では、大学生活にかかわることのうち、学習指導・就職以外のほぼ全般にわたることを取り扱って雪も終わり、草木が一斉に芽生える春となりました。雪が解け後退すると、そ紅翔祭・通学・奨学金やアルバイトなどです。何か心配なこと不安なことがありましたら、学生部の先生や学生係に声をかけてください。いろ      人材を育成アクティブな教育の質を高め    学園生活を歩は、自分自身を十分に認識、理解することから始まります。白分でどどのような職業を選択するのか、考え覚悟しなければなりません。もちろん長い人生ですから時に考えの変わることもあります。しかしその時々に、それまでの道を振り返り、さらに進むべき道を決め実行して行くの    ですから、後日悔いること     人間誰でも人生の終わりには大なり小なり悔いが残るものでしょうが、生きているこの一日一日 新年度の大学の諾活動が、それぞれに実り多きものとなりますよう祈受審する予定です。さらに、来年度は情報文化学部として外部評価機関による第三者評価を受審すべく準備 さまざまな評価を通して、学部学個々の授業科目に関しても継続して改善してまいりますが、本学が育成する人材が本当に社会二ーズに適合しているのかどうかについては、大学の外部に位置する卒業生や関係する組織体、企業の方々の評価が最も有益な評価であると考えます。さまざまな場面において本学に対する忌悼のないご意見をいただければ幸い また、学生も社会の一員であり、基本的なマナーを守ってお互いに気 現在は医療が発達し、どの年齢も亡確率が少なく、皆さんの年齢が人生で最も充実した時期であることが分かります。貴重な時間であることを意識して、ぜひアクティブで印象のような生き方をしようとするのか、を大切に過ごそうではありませんか。念致しております。を進めてまいります。科のカリキュラムを見直すとともに、いろなアドバイスができると思います。白由もありますが、義務も生じます。持ちのよい学生生活を送ってください。死亡率はあまり変わりません。しかし、昭和30年以前は、20歳がもっとも死に残る学生生活を送ってください。       鰐W べるぞ」と思っている方がもしいたら、言われていました。ところが18年後の2006年はがらりと変わり、若者の失業率は10%になっており、今後さらに上昇が予け入れてくれません。結構です。あるいは、国際問題の研究でも結構です。さらに、その過程で「白学自習」の力を身につけてほしい。から4年問と私たち教員がみなさんを待っています。 大学が1994年に開学して13年目になりますが、この間における情報技術の界標準化、ADSLによるインターネット環境の充実、携帯からのインターネット利用などが代表的なものです。ようでした。に関する基本的な理解の程度はこの13年間で思ったほど変化はいこなすことを目的としている学科ではありません。コンピュったり、情報システムを使って経営などに情報を生かしたりす学に取り組むことにしましょう。          入学のこのとき、 「これから4年間遊       雌水を差すようですが、ちょっと厳しいこ       廻とを申し上げておきます。          みなさんが生まれた1988年前後、         日本はバブル経済の真っ盛りで、卒業すればどこか就職できる状態であり、大学のレジャーランド化が想されています。社会に余裕がなくなり、勉強しない学生を受 ですから、4年間しっかり勉強してください。そして、何がしかのまとまった知識をつけて欲しい。英語でもロシア語でも 教員は、一生みなさんに付いていてあげられません。例えていえば、みなさんに魚を一生やり続けることはできません。必要なことは自分で魚を釣る方法を学ぶことです。その方が卒業後に職場の配置転換で新たな勉強が必要になったとき、一念発起して資格試験に挑戦するとき、あるいは社会的な問題にぶち当たったときなど大いに役に立つはずです。そのために、これ進歩や情報をとりまく環境の変化は非常に激しいものでした。葦3姜環境の世 高校に「情報」科目が導入されて初めての卒業生が今年大学に入学することになります。そのため情報システム学科では従来以上に習熟度に違いが出ることを想定して、1年から情報処理演習を複数のコースから習熟度に合わせ自由に選択できるようにしました。しかし今年度実施した推薦入学生に対する入学前演習の結果を見ると、情報の学習レベルに大きな変化はない 情報やパソコンという言葉が身近になってはいますが、情報ないのかもしれません。情報システム学科はコンピュータを使ータを使って人間の情報行動を支える有用な情報システムを作ることを学ぶことが目的の学科です。パソコンそのものだけでなく、情報を有効に使うために情報システムについて4年間勉 「  白 学  自 習  」  の 力  を 付  け よ高橋う 團正樹教授情報を有効に写ために勉学煮教授

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