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          ! 卒業生の皆さんご卒業おめでとう。 この日を迎えられた卒業生の皆さんに、上げております。大きな誇りであります。らためて新潟国際情報大学広報第15号で拝見しました。覚悟を新たに引き締まった顔、いろいろでしたが、本学での4年の学習をょう。本学での学生生活は有意義でしたか、またご父母の皆様に新潟国際情報大学の役員、教職員一同を代表して、心からお祝い申し上げます。また本日ご出席のご父母の皆様には晴れの卒業式でご子弟を目の前にされ、お喜びはいかばかりかとご推察申し この度の本学卒業生は情報文化学科ユ20名、情報システム学科ユ67名、合わせて287名であります。このように溌刺として、希望と期待に溢れ、前途有為の皆さんを送り出すことができますのは、新潟国際情報大学にとりまして大きな喜び、かつ 4年前の入学式での皆さんの様子を、あ自信ありそうな顔、やや不安そうな顔など完了した今、感慨はいかがでしょうか。4年の月日はあっと思う間に過ぎたことでし”信なくば立たず1   時に思考の転換を悔いは残りませんでしたか。回り灯籠の絵皆さんは住み慣れた学び舎を後に、実社会 社会での職場実務経験についてはインターンシップでの経験だけという人も多いかと思います。一抹の不安があるかもしれま皆さんが一員となる組織には、どのような最初からすべて皆さんの思い通りに進むわけではないでしょうが、強い覚悟と信念を どのような組織にしてもオーケストラのような社会であって、目標に向かって一体感があり、組織そのものに力と責任があるも寛大ではありません。皆さんは信頼される言行と誠実さとによって、それぞれの人間性と能力が評価されるのであります。残念ながら、最近、国内では社会を裏切るような行為がしばしば報道されています。信頼があってこそ成り立つ人間社会でありま技術の進歩はさらに著しいものですが、遺伝子操作などの生命科学技術の進歩や新しい薬剤の開発などを含め、多くの分野で著明な進歩、開発が見られており、皆さんが勤務する分野も例外ではありません。この迅速な変化に対応しながら活動するために これは自分の仕事の漸進的革新にもつなのように巡る数々の思い出を胸にしつつ、へと旅立つことになりました。せんが、新しいことへの挑戦ということで、むしろファイトが湧いてくることでしょう。組織といえども習慣的な思考や活動があり、それも一様ではありません。したがって、持ちつつ、他人の提一言にも耳を傾け、努力して白らの遣をつくり上げてください。一方で、組織の中の個人に対しては必ずしす。 、信なパ賦立たず”の言葉を皆さんのこれからの蟹言の中の一つに加えてほしいのであります。 衆知のごとく21世紀に入ってからの情報は常に自らの知識や披能の新鮮化をはかり、時に思考の転換をはかることが必要です。学 習 す る と い う 、 い わ ゆ る 、 生 涯 学 習ノ。を重てください。ンカレッジも生涯学習の一つであります。が、週日の夜間や土曜、日曜日を利用し、てるのではなく、常に白らの知識や技能の人生を送るようにしましょう。立以来の卒業生は2657名に達します。大変うれしいことです。同じ大学の同級生、容易に喜怒哀楽を共にすることができます。 新潟国際情報大学の卒業式にあたり、卒業される皆さんに心からお祝い申し上げます。 国際化、情報化社会に対応する学問を身につけた皆さんの門出に、社会人の先輩の一人として大きな期待をかけ、活躍を祈るばかりであります。がります。したがって、卒業後も継続してく考えずに、人生の伴侶として考え実行し ご存知の本学中央キャンパスでのオープ例えば、企業の技術系分野で活躍中の社員大学院ビジネススクールで学んでいる例などはよく見られることです。あるとき、後輩の後塵を拝していることに気がつき、慌増進、開発を心に留め、余裕のある明るい 第9回卒業生の皆さんを加えて、本学創先輩、後輩、教職員の人たちとは不思議と自分の悩みを打ち明け、役立つ示唆をうけることができます。同窓会はこのような機会のきっかけともなります。本学の同窓会現状を打破する心を持ってださい。皆さんの社会生活の経験の中から、どありましたら遠慮なくお知らせください。君に伝えたいと思います。 新潟県では昨年12月から本年2月にかけ例年にない豪雪と寒さに見舞われました。そして今、雪は消え、暖かい春が訪れつつ                  /あります。うれしい季節になりました。、春なのに”という気持もするのでしょうが、ていることでしょう。これからの人生への希望と期待を胸に大いに活躍してください。葉と致します。 私の会社 セコム上言越株式会社は、今年も今日の卒業式を終えた学生を迎えますが、すでに同じ学窓を巣立った先輩社員は、県や国の壁を越え、グローバルに広がる情報杜会の中で、日夜、目標に向かってがんばっています。私は皆さんのこれからの努力とエネルギーの発揮に大きな期待と夢をかけています。 私は今日、学窓を巣立つ皆さんに、はなむけとして、二つの言葉を贈ります。 その第1は、常に現状を打破する心を持ち続けることです。私たちを取り巻く実杜会には数百年も続いた習慣や常識が残っています。貴重なものもありますが、それが現在、未来の発展への阻害になっているものが多いのです。すべての事に関して、これで良いのだろうかという現状否定と発想の転換が必要です。グローバルに広がる情報社会にとってこのことは無限の可能性を秘めており、現状打破の中にこそ将来の発展がみえてきます。これを忘れないでほしいと思います。は毎年、本学の中央キャンパスと東京都内で開催されます。勤務多忙のため必ずしも容易ではないでしょうが、ぜひ出席してく母校に対する意見や後輩に伝えたいことな母校の今後のあり方に役立たせ、後輩の諾とうとうお別れの時になりました。桜の花咲く4月には、皆さんは一人の社会人として溌刺とした面持ちで新しい勤めに専念し 皆さんのご卒業を心からお祝い申し上げると共に、前途に幸多かれと祈り、送る言10

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