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い。ます。 卒業生の皆さんご卒業おめでとう。 この日を迎えられた卒業生の杵さんに、またご父母の皆様に、新潟国際情報人学の役員、教職員一同を代表して心からお祝い申し上げ この度の本学卒業生は、惰報文化学科一一一名、傭報システム学科一六九名合わせて、二八O名であります。このように溌刺として希望と期待に溢れ、前途宥為の皆さんを送り出すことができますことは、新潟国際惰報大学にとりまして大きな誇りであります。 四年前、入学式に申し上げましたように、学生生活の一日一日を悔いなく過ごすことができましたか。思い出の一つ一つが走馬灯のように巡り来たり、懐かしさは尽きぬことでしょう。実社会への出発には一抹の不安があるかもしれませんが、一方では希望も期待も大きいことでしょう。固い信念と白覚を持って、努力して自らの道をつくり上げてくださ 平成一九年春には、高校を準業して大学受験する人に浪人生で大学受験する人を加えた数は、全国の国公私⊥v大学新入生受入数と同常に新鮮化を図り   希望に溢れ、溌刺と活躍を卒業生総数は一一,一一一五六名にも達します。数になるといわれています。既に現在でも定員に満たない学部や学科を持つ大学がありますが、幸い本学では、本年春の入学生の数にも変わりはないようであります。これも卒業生の皆さんが広い分野で大いに活躍し、木学の存在価値が認められているからであります。第八回卒業生の皆さんを加えて、創立以来の さて、」一一世紀に入り惰報技術やシステムはグローバルに著しく進歩し、超微細技術や生物細胞技術が実用牝され、遺伝子多型、特に一塩基多型は多く解明され、それが広い分野で利用されています。皆さんがこれから勤務するどのような組織においても、今後の変化は速いものでしょう。この変化に対応して活躍するためには、常に白らの知識や能力の新鮮化や革新を図らなければなりません。 学習にもいろいろの形があります。惰報システム学科の諦君が一一年次の夏黍に学んだのは、カナダ・アルバータ人学のファカルティ・オブ・コンテイニューイング・エデユケーション、即ち止涯学習学部でした。時の流れに取り残されて、自分のあり方に迷うことがないよう、常に知識や技能を向上、新鮮化するよう心がけてください。生涯学習を、重い荷を背負って山道を登る如くには考えず、当たり前のことと考えて下さい。 ところで、これからの人生では、いろいろな悩みや迷いに遭遇することがあるでしょう。このような時には、近親者、友人、先輩、後輩の批判に素直に向きあい、温故知新・古きをたずねて新しきを知り、それまでの道により一層導念するとか、自らの生活様式を変えるとか、また冷静に白らをよく見つめながら判断してください。 周知の如く、近年、日本企業のアジア、とくに中国への移転が増え、安価な輸入品が急増し、経済は停滞し、雇用も著しく減少しておりました。その結果、昨年、一昨年の全国の大学卒業者の就職率は低下していましたが、最近の経済状況の回復により、本年春の就職率はいくらか回復するようで、本学も同様と思われます。皆さんが在学中に会得された知識と技術を遺憾なく発揮され、それぞれが所属する企業や機関の牽引車となるべく努力されるよう祈念致しております。 昨年、新潟県内を襲った水害と地震では、被災された学生諸君とご家族の方が少なくありませんでした。頑張ってくださいと申し上げる他に言葉はありませんでしたが、雪解けの春を迎えお元気になりつつあるご様子を拝見し、ほっと致しております。 柳桜をこきまぜて、彩り明るく和やかな四月には、皆さんは晴れやかな一面持ちで、希望に溢れ、溌刺と活躍していることでしょう。 皆さんのご卒業を心からお祝い申L上げると共に、みなさんの前途に幸多かれと祈り、皆さんを送る言葉と致します。 ただ今、学長のお話にもありましたように、今年度は新潟県にとって試練の年でした。水害、地震、大雪とどれ一つをとっても過去に例を見ない災害でLた。中越地域を中心に甚大な被害に見舞われ、本学でも合わせて三五名の学生の家庭が被災されました。心からお見舞いを申し上げるとともに、完全復旧には時代の要請に応え  存分に能力発揮をす。 皆さんが学んでこられたことは、まさにこました。おります亡心境でしょう。します。まだまだ時間がかかると思われますが、一日も早い復興を顧つばかりです。大学としては、これらについて奨学制度を適用し、授業料の滅免等の措置をしたところです。 さて、本学は国、地域、人間の文化を尊重しつつ、国や地域を超えて、国際化、惰報化杜会に貢献できる人材の育成を目指し、平成六年に開学して、この間七回の卒業式を経て二,OOO名を超える学生を送り出して参り 先輩たちは、一般企業や公務員として就職するほかに、ヨーロッパやアジアなど海外で活躍したり、また大学院進学や起業家を目指すなど、多岐にわたって活耀L、高い評価を得ており、今後の活躍がますます期待されて 皆さんも在学中の四年間は、情熱溢れる優秀で個性豊かな教授陣と、恵まれた教育環境のなかで充実した学生生活を送られたことと思います。しかし、これから背さんが活躍される実社会は、想像以上に厳しいものがあると思われます。喜びと不安の同居する複雑な 国際化、情報化はさらにスピードを増すことも間違いありません。巾国をはじめとするアジア地域の経済活動の国際化、楽天やライブドアといった情報系企榮の多方而への逮山  すでに新たな変化が生まれてきておりまの妾墓時代の要請に応えるものであります。若さゆ疋の失敗や間遠いもあると思いますが、本学で培った能力を存分に発揮し、恐れず、ひるまず、常に前向きに取り組んでください。 最後になりますが、交通事故等あらゆる事故には充分注意をし、健康で健全な生活を心掛けてください。このことが人生で最も重要なことです。そして、ご両親やご家族、友人、恩師の方々など、皆さんをとりまく周囲の方々に対する感謝の気持ちを忘れることなく、無事で、健康で若い心を持ち、今後大いに飛躍されんことを切に願い、お祝いの言葉といた平成帖年度率叢甲羽ばたけ黍へ、〆

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