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YUUGEN 広報委員長 永井 武湧 源  子供の頃からいわゆる紀行番組が好きで︑NHKでやっていた﹃はるばると世界旅﹄なんかを毎週欠かさず見ていました︒そのせいか国際協力や交流に興味があり︑三年生の時︵二〇〇一年十二月︶に佐々木寛先生の元で学生NGO︑﹁n︱VIC﹂を設立しました︒ホームページ上で新潟県内の市民団体の情報を発信していくことを目的としており︑少ない数ではありましたが市民活動を行なっている団体と知り合うことができました︒  卒業後半年ほどアルバイトをした後︑n︱VIC時代のつてで新潟県NPOサポートセンターの非常勤スタッフとして拾っていただきました︒新潟県が民間のNPO法人﹁新潟NPO協会﹂に業務委託して運営されているセンターで︑﹁育てる・つなぐ・考える﹂をキーワードにNPO法人設立・運営の相談や場作りのためのイベント運営︑他団体主催のイベントの取材などを行なっています︒こちらでも人と会う事が多く︑NPOというものの特性なのか︑いい意味で個性的な方がたくさんいらっしゃいます︵もちろん物静かな方も少なくないですが︶︒  n︱VICを始めるまでは休日も家で過ごすことが多く家と大学を往復するような日々で︑自分のすぐ近くで面白いこと︑すごいことが起きていて︑面白い人たちがたくさんいるということに気付くことが出来ませんでした︒今考えるともっと早くからやっていればと後悔というか︑もったいなかったなと感じています︒ですので後輩のみなさんにはどんどん大学の外へ飛び出していってほしいと思います︒大学で学ぶことももちろん重要ですが︑世の中にはそれとはまた違った価値観が存在します︒多様な価値観を経験してほしいと思います︒  今私はNPOにおけるインターンシップ制度の構築に取り組んでいます︒NPOは一般企業のような業務形態でないところが多く︑既存の制度との兼ね合いが難しいのですが︑より多くの学生の方にさまざまな経験をしてほしいと思います︒  新入生のみなさんご入学おめでとうございます︒私は平成十六年度に広報委員長になりました︒今号で今年の入学式において新入生のみなさんに学長︑理事長︑在学生代表が述べた歓迎のことばをお届けします︒  いずれの方々も悔いることのない充実した学生生活を送るようアドバイスしています︒充実した学生生活とは︑朝は早めに起床しご家族のみなさんと朝食を共にし︑時間通りに大学にきて授業をきくことから始まります︒漫然と聞くのではなく講義の内容が自分の将来の仕事になりうる分野かどうかという視点で聞いていただきたい︒一回︑二回の講義でこれは自分に向いていないと決めるのではなく︑最後まで聞いてから決めていただきたい︒いろいろな講義を聞いた上で最後に自分の進むべき道︑すなわち自分に最適の職種を見つけて欲しいのです︒  また︑部活︑サークル活動に一つは参加し何かに取組んでいただきたい︒これも一生続けられる楽しいものになるよう努力して欲しいのです︒得られるものは趣味と友人であり︑一生の宝物となるでし■う︒以上のことを一年のときに決め︑卒業のときまで続ければ︑充実した学生生活となるでし■う︒アルバイトとそのお金を使って遊び続ければ四年間はすぐに終わり悔いが残るでし■う︒息抜きができる趣味を一つ身につけておけばよかったと卒業のときに気がついたのでは遅いのです︒決断と実行開始は今がそのときです︒ この国際・情報は新潟国際情報大学の広報誌です︒大学で起きたうれしいこと︑楽しいことを在学生︑卒業生︑ご父母のみなさま︑卒業生が在籍する企業︑組織のみなさまにお伝えし︑共に喜ぶものです︒幸いこれまでは︑うれしいこと︑楽しいことをお伝えすることができましたが広報の役目はそれだけではありません︒大学についてみなさまに知らせたくない︑知られたくないことが起きたときそれを伝えるのも広報の役目です︒このことをみなさまにお約束してこれから二年間国際・情報をお届けします︒  バトミントン部は︑四月九日︵金︶〜十一日︵日︶行なわれた︑第四十八回北信越大学バドミントン選手権大会︵団体戦︶において︑男子一部二位︑女子一部優勝という成績を残すことが出来ました︒現在︑五月十七日︵月︶〜二十二日︵土︶上越市で行なわれる第五十三回中部大学・第五十二回中部学生バドミントン選手権大会に向け︑毎日練習に励んでいます︒この大会は︑全日本学生バドミントン選手権大会︵インカレ︶につながる重要な大会です︒インカレに出場するため︑辛い練習を乗り越え取り組んできました︒部員一人一人が高い意識をもち︑部を盛り上げ活動しています︒ 新潟国際情報大学十年史刊行 !! 大学を飛び出して様々な体験を ︵情報文化学科 二〇〇三年三月卒︶ 目黒 雄介 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●本学では開学10周年にあたり、この度記念史を刊行いたしました。 総務課宛にお申し込みいただければご送付致します。(送料共に無料) お申込み・お問合せ先  事務局総務課  025―239―3111

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