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歓迎の言葉  厳しい入学試験を突破され︑晴れて新潟国際情報大学の学生になられた新入生の皆さん︑ご入学おめでとうございます︒また本日ご臨席いただきました多数の保護者の方々︑四年間送られるわけですが︑私は大学生活はおめでとうございます︒皆さんの入学を在校生一同︑心より歓迎いたします︒  本学は﹁情報社会を先導し︑国・地域・人間の文化を尊重し︑国や地域をこえて人類の福祉向上に貢献する﹂という教育理念のもと︑れはドイツの有名な作曲家ヴィルヘルム・ミュ学生一人ひとりが学問︑部活︑サークル活動に積極的に参加し充実した大学生活を送っております︒  二年前の今日︑私も大学入学の感激を皆さんと同じように味わいました︒二年間の大学生活を送り皆さんに在学中にぜひ次の三つのことを培っていただきたいと思います︒第一は自分自身で考え物事を創造する力を養うということです︒大学で専門の知識と技術を学ぶことはもちろんですが学問︑部活︑サークル活動をする上で突き当たる諸問題を自分で徹底的に考えて解決する能力を身につけていただきたいと思います︒第二は豊かな人間性を身につける努力をしていただきたいということです︒いかに学業に優秀であ   在学生代表情報文化学部情報文化学科っても人間性が欠如していれば社会に受け入れられないでし■う︒現代の社会生活で特に我々若者に期待されることは他人に対する思いやりと協調性ではないでし■うか︒常に他人を思いやり︑何事にも正直な人物になって欲しいと思います︒第三は自分にないものを畏敬し吸収する感性を身につけていただきたいということです︒ここにいる新入生の皆さんの多くは︑これからの四年間︑また本学での大学生活の中で様々な方面から影響を受けることでし■う︒ぜひ自己の精神をさらに発達させ心の豊かさも持っていただきたいと思います︒  さて︑皆さんは今日から本学で大学生活を自己の自由意志に基づくものと思っております︒自由な環境における日々の生活は自己の意志によって善くも悪くもなるのです︒  ﹁機会を待て︒だがけして時を待つな︒﹂こラーが残した言葉です︒機会を待ち︑その時が来てから行動するのではなく︑日々の生活の中で自分を磨き︑準備をしながら︑その時を待つ︒日々の努力の積み重ねが必ず結果を残し︑また達成感を与えることだと思います︒新入生の皆さんが毎日を大切に有意義な大学生活を送られることを期待し︑皆様のご入学の喜びを申し上げ歓迎の言葉といたします︒  平成十六年四月五日              田中 孝次 新入生の皆さん︑入学おめでとう︒大学にはいくつかの委員会があり︑それぞれ活動していますが︑新入生が最初に関係するものの一つに学習指導委員会があります︒  学習指導委員会の主な活動は︑本学に入学した学生が︑四年間在籍することにより︑国際化・情報化社会のリーダーとして活躍するための知識と教養を身につけるためのカリキュラムを提供し︑学習環境を整えることです︒そのため履修ガイダンスを行なったことはご存知でし■う︒また︑最低四年で卒業が難しそうな学生には︑単位取得状況に応じて学習上の指導も行ないます︒  いずれの大学にも学生がその大学で教育を受けるための基本的なルールを決めた﹁学則﹂があります︒﹁学生便覧二〇〇四﹂の一三八頁に記載されていますので良く読んでおいてください︒またそれに記載されてない細かなルールは︑同じ学生便覧の六頁﹁学修ガイド﹂に記載されています︒これらには︑学部・学科の教育の狙いや︑卒業までに必ず取得しなければならない科目︵必修科目︶︑進級条件・卒業条件などが詳細に説明してあります︒同時に配布された﹁講義概要﹂にも良く目を通し︑後で慌てないようにしてください︒これらについて分からないことがあれば︑学習指導委員がいつでも説明をいたします︒ 学習指導委員長 樋口 光明学習指導委員会について

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