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卒業しても︑見守ってください ︽学内合同企業説明会︾ ︽就職体験講座︾YUUGEN 広報委員 高橋 正樹湧 源 就職活動レポート 私は︑現在︑NHK新潟放送局でテレビ・ラジオのキ■スターやリポーターをしています︒といっても︑原稿を読んだり︑番組を進行したりするだけではありません︒県内の様々な話題・出来事を探し︑取材をして︑構成を練り︑﹁放送﹂へとつなげていきます︒仕事の八割〜九割が放送に出るまでの準備です︒︵入局当時︑キ■スターの仕事は︑テレビ画面から見えるものだけかと勘違いしていた私︒苦労したのは言うまでもありません︒︶  現代︑世の中に流れている時間の中には︑同時にたくさんの情報も飛び交っています︒私は︑﹁情報﹂には”善い情報“ ”悪い情報“があると思っていました︒はたして︑自分が放送しようと考えている﹁情報﹂は善いものなのか︑悪いものなのか・・・︒放送に携わる度に不安を感じていました︒  ﹁自分はこの仕事に向いていないのではないか︒﹂そんなことを考え始めていた頃︑友人との会話であることに気付き︑考えさせられました︒  それは⁝︒世界中で︑テロや戦争︑拉致問題などが騒がれていて︑目や耳から入ってくる情報に振り回されていた私の目の前で︑同じように頭を抱えていた友人の悩みは︑実は﹁転職情報﹂だったのです︒世界を動かす情報よりも︑その人を取り巻く日常の生活の中の情報の方が重要で︑必要とされているのだと気付いた瞬間でした︒  数限りない情報の中には”善いもの“”悪いもの“なんて無いのかもしれない︒﹁情報﹂を手に入れたとき︑そこに何を感じ︑そこから何を考えるかがとても重要なのではないかと思いました︒私の今の仕事は︑情報を発信する側です︒自分の発信した情報に少しでも多くの方が何かを感じ︑そこから何かを考えるきっかけになれば⁝︒そう考えるようになり︑今︑自分の仕事にやりがいを感じています︒  長引く景気の低迷に︑就職を取り巻く環境は決して良好とはいえません︒そんな悪環境の中ですが︑就職指導委員会は︑万全の体制で学生の活動を支援してまいります︒  毎年二月に開催する﹁学内合同企業説明会﹂︒今年は二月十二日︵木︶十三日︵金︶の二日間にわたって本学体育館を会場に実施されました︒学生たちは︑自分の興味ある企業のコーナーに積極的に足を運び︑真剣に情報収集を行っていました︒  今年は比較的天候にも恵まれ︑二日間で昨年同数の県内外企業一二八社の人事担当者が出席︒会場は学生の熱気に包まれていました︒  四年次生の就職活動が本格的にスタートしました︒その学生の支援の一環として︑二月七日︵土︶・八日︵日︶の二日間︑専門家による﹁就職体験講座︵模擬面接︶﹂を開催いたしました︒この﹁就職体験講座﹂は現在の厳しい厳選採用に対して︑自分自身を表現し採用試験に望むことができるようにと四年前から実施してきました︒  一日目︵午前︶は﹁面接のポイント﹂をテーマに講演が催され︑面接の種類や企業が求める人材︑面接での自己PRのポイントなどをについて︑学生の代表者二名による模擬面接を交えながら説明があり︑午後からは実際に模擬面接を実施し︑一人ひとりに効果的な面接についてのアドバイスがありました︒  二日目のグループデスカッションでは︑学生が採用担当になった前提で︑求める人材像を設定し︑それに基づいて誰を採用するかついて活発な議論が交わされました︒これにより学生は採用する側の視点を知り採用されるポイントを理解しました︒  受講する前の学生は不安そうな表情でしたが︑面接を二回三回と繰り返しおこない他学生の面接を参考にしながら自分自身を表現するコツを掴むことができました︒  今号は﹁卒業お祝い号﹂です︒卒業生の皆さんそしてご家族の皆さん︑おめでとうございます︒原口先生は本号の﹁贈ることば﹂で︑卒業後も大学を訪問してください︑ということばを寄せてくれました︒是非とも︑気軽に大学を訪問して下さい︒これはお愛想ではありません︒本当に来て欲しいのです︒卒業後も︑皆さんに﹁自分の大学﹂としていつまでも温かく見守って欲しいのです︒  そのためには︑良い大学にすることが重要であることはいうまでもありません︒皆さんが心から﹁この大学を卒業して本当に良かった﹂﹁大学に本当に良くしてもらった﹂と思わないと︑一方的に愛着をもって欲しいと言っても無理でし■う︒その責任は︑教職員にあることはいうまでもありません︒その責任を果たさずに学生の声を軽視︑無視すれば︑いずれ卒業後に︑そのリベンジが大学に対する軽視︑無視となって帰ってくることは目に見えています︒この学生の評価が︑在学中もそして卒業後も確実に本学の評価を形成して行くのですから︑私たち教職員の一層の努力が求められると思います︒  もうひとつ︑在学生はもちろん︑卒業生や広く社会に大学への親しみをもってもらうために︑常に情報を公開し伝達することが大切でし■う︒四月からは卒業生の皆さんには︑この﹃国際・情報﹄誌を通じて大学の近況をお知らせしていきます︒また︑本学のホームページからもどんどん︑情報を発信します︒どうか︑眼を通していただきたいと思います︒また︑大学︵学校法人︶は公益法人の中でも突出した公益性を持っていることから︑財務状況や事業内容の広報等での公開が法律で求められようとしています︵私立学校法の改正︶︒これからは︑伝えたいことだけでなく︑求められている情報のお知らせも広報の役目となるでし■う︒そして︑それによって︑卒業生を初めとするより多くの方々に大学への信頼感と親近感を深めてもらい︑本学を﹁自分の大学﹂として温かく見守ってもらえるのだと思います︒︵次号からは担当者が変わります︶ 人は何かを感じ︑何かを考える⁝ NHK新潟放送局 ︵情報文化学科 平成十一年度卒︶ 長谷川慶子 平成16年度卒業生主な就職先一覧表 ㈱キューピット 協栄信用組合 共立観光㈱ ㈱共立メンテナンス グッドウィル・グループ㈱ ゲンキー㈱ 浩庸㈱ ㈱コダマ コニカミノルタNC㈱ ㈱コメリ ㈱コロナ ㈱近藤組 ㈱コンピュータシステム ㈱サイゼリヤ サイバーコム㈱ ㈱サンカ 三條信用組合 ㈱サンソウシステムズ ㈱シアンス ㈱シーズ・プランニング ㈱ジェイティービーツアーズ システムリサーチ㈱ 下田村役場 清水商事㈱ 社会福祉法人 にいがた寿会 ㈱ジャパンネット 上越コンピュータサービス㈱ 新晃工業㈱ ㈱スズキ二輪 ㈱スペースアルファーシステム 晴光工業写真㈱新潟支店 ㈱星光堂薬局 ㈱世織書房 ㈱セキヤ セコム上信越㈱ ㈱総研システムズ ㈱ソリマチ経営 ㈱第一印刷所 大起産業㈱ ㈱大成社 ㈱ダイナム ㈱高儀 燕市農業協同組合 鶴木㈱ 東光商事㈱ 東西運輸㈱ 東洋熱工業㈱ トヨタカローラ新潟㈱ ㈱ドラッグフジイ 長野刑務所 新潟医療生活協同組合 木戸病院 新潟運輸㈱ 新潟県警察本部 新潟県厚生農業協同組合連合会 ㈱新潟ケンベイ 新潟証券㈱ 新潟ゼロックス㈱ 新潟綜合警備保障㈱ ㈱新潟ダイハツモータース 新潟日野自動車㈱ 新潟リコー㈱ 日産ディーゼル新潟販売㈱ 日産部品新潟販売㈱ 日産プリンス新潟販売㈱ 日本航空㈱ 日本生命保険(相) ㈱日本プロデュースセンター 日本郵政公社  ㈱ハードオフコーポレーション ㈱ハーモニック ㈱原信 ㈱パワーズフジミ 萬代電業㈱ ㈱ビーアイテック ㈱BSNアイネット ㈱ピーコック ㈱ビット・エイ ㈱ひらせいホームセンター ㈱フォーラムエンジニアリング ㈱フクエー ㈱船栄 ㈱富有社 ㈱PLANT 防衛庁自衛隊 ホーク電子㈱ ㈱ホンマ製作所 巻信用組合 丸三証券㈱ 丸惣運送㈱ 源川医科器械㈱ ㈲メディア・アナライザ ㈱ヤスマ ㈱ヤマダ電機 山文大同青果㈱ ユニー㈱ ㈱吉運堂 ㈱読売情報開発 ㈱リオン・ドールコーポレーション ㈱リンコーコーポレーション ㈱ワット ▲スタジオにて アークベルグループ ㈱IHS アイエックス・ナレッジ㈱ アイビー企画グループ ㈱アビバグループ アルファブライト㈱ ㈱石黒農園 入や萬成証券㈱ ㈱ゼネラルスタッフ イワツキ㈱ ㈱ウイング ㈱ウオロク ㈱エスエフシー新潟 越後中央農業協同組合 ㈱江戸沢 ㈱エヌエス・コンピュータサービス NSGグループ ㈱エヌ・ティ・エス エヌ・ユー情報サービス㈱ ㈱エム・アイ・ディジャパン ㈱エムテートリマツ 扇商事㈱ ㈱オーシャンシステム ㈱オートバックスセブン オギ医理科商事㈱ 小野塚印刷㈱ ㈱カネコ商会 金清木材㈱ かねもり㈱ 加茂商工会議所 ㈱川崎製作所 ㈱カワチ薬品 ㈱カワマツ 関越ソフトウェア㈱ キヤノンシステムアンドサポート㈱

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