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一年間の海外研究を終えて 情報文化学科助教授 越智敏夫 二〇〇三年七月一日から十一月三十日までの教員の研究活動でご本人から提示があったものです︒ 講演等of Strengthenngnternational ironmental Anas NnMachne Anas voEuropean Unon: FromADscursve Constructivsm︑ mercury posonngConference; and EnvTwitteringTwo of ACafe in Space: UACES︵英国EU学会︶︑英国・ニューカッスル大学︑二Sky Bue Press, Chna and Mnamata dseaseof ironmental Growth Paradse: Nns Japanese Daughters" Anas Nn Literary JournaNumber EnvLaw and poSustanabe rotection: The Case lin llitical communities, Chna, Unversity of for Reations, Dusburg ドイツ︑二〇〇三年八月一八日 mpses the ﹁Heaney ﹁Ru-InP埋め込みによるEA変調器光吸収層へのZn拡Fedsuar AsaPhones and FEurope CeMedated Interactive Communcation Technooges CMCT): Phones. Tagaytay City﹁東アジアの原子力政治︵'フランス国立科学研究所︵︵サンチエンヌ︶︑二〇〇三年一〇月十四日 日本を問う﹂主催︑新潟市万代市民会館︑二〇〇三年ブライダルステージ・デュオ︵新潟市︶︑二〇〇三年一〇月十五日 nternational the of の Beowulf." lll, AtomPoTransnational nternet and MobConference pno on Computer Socal The IDusburgEssen, nstitute and Regonal Economc CRESALlitics' in East Asailiile ニューヨーク大学︵NYU︶の国際高等学術研究所︵ICAS︶の共同研究﹁国際紛争としての冷戦﹂に本学の海外研究制度も利用して参加してきた︒個人テーマは﹁冷戦期における政治理論の比較研究﹂だったのだが︑この研究をしているあいだにアメリカは冷戦どころかイラクへの熱い戦争を開始する︒その意味でICASでの一年は良くも悪くも﹁ブッシュの一年間﹂だった︒ われわれ夫婦がNYUのアパートで生活を始めたとき︑同時多発テロからほぼ一年が過ぎ︑関連した集会やイベントが全米各地で行われていた︒NYUはグリニッチ・ビレッジにある︒ニューヨーク市内の大規模大学のなかではもっとも国際貿易センターに近い︒大学の近くでも毎日のように集会が開かれていた︒それらに参加してみると︑マスメディアで報道される他の地域のものとどうも違う︒ ニューヨークは伝統的に民主党が強い地域である︒そのなかでも特にビレッジは六〇年代の公民権運動︑学生運動という激動の中心となった地域である︒そのせいか近所での集会はほとんどがブッシュ批判を目的としたものだった︒大手マスメディアがあれほどまでに支持しているブッシュがここではまったく支持されていない︒テロ一周年の日︑ICASの目の前に広がるワシントン広場で行われた集会も﹁アフガニスタンの人々をこれ以上殺すな︒イラクを攻撃するな﹂と訴えるものだった︒その集会がとても印象的だったのは︑その集会を企画したのが国際貿易センターで死んだ被害者の遺族のなかの一グループだったからだ︒ その後︑ブッシュはイラクへの戦争を始めるが︑私が研究を終えてアメリカを離れるまで︑毎週のようにニューヨークでは反戦集会がつづいていた︒戦争が始まっても抗議している人々は︑そんな集会を開いてもブッシュがすぐに政策を変更するとは思っていない︒彼らがこだわるのは︑自分が異議を申し立てているという事実を残したいということだ︒高齢の運動家に話を聞いてみる︒ある老人は﹁自分はマッカーシーの赤狩りの問題を見抜けなかった﹂と過去を悔いている︒また﹁ベトナム戦争を始めたとき︑私は何も反対しなかった﹂という後悔を持つ七〇代の女性もいた︒そのような悔恨が彼らを運動に走らせる︒﹁ここで反対しないとアメリカは良い国にならないから﹂と彼らは言う︒アメリカをより良い国にするために政府に抗議するという論理である︒彼らによると︑上の言うことに従うだけの人間が組織を腐敗させるそうだ︒いろいろ嫌なところもあるアメリカ社会である︒それでもアメリカの政治理論を研究しているのは︑ときどきこういう人々に会うせいかもしれない︒ ◎学青術淵論正文幸助教授 l. , ◎学青会淵等正発幸助表教授 ﹁直接原価計算による原価管理の実際﹂工業経営研究学会︑前川邦生・青淵正幸編著﹃例解所得税法入門ゼミナール﹄創成社︑二〇〇三年十一月︑共著◎小林元裕助教授 宋志勇・王振鎖主編﹃全球化與東亜政治︑行政改革﹄天津人民出版社︑二〇〇三年九月︑共著﹁製造業における株主価値の株価説明力﹂﹃工業経営研究﹄︑工業経営研究学会︑第十七巻︑二〇〇三年九月 ◎高橋正樹助教授 ﹁西欧におけるグローバリゼーションと国民国家︱国家の脱国民国家化分析の視座を求めて︱﹂﹃法学新報﹄︑第一一〇巻三四号︑中央大学法学会︑二〇〇三年八月 ◎藤瀬武彦教授 ﹁日本人及び欧米人女子学生におけるボディイメージの比較﹂﹃体力科学﹄︑第五二巻第四号︑二〇〇三年八月 ◎宗澤拓郎教授︑小宮山智志講師︑佐々木桐子講師 ﹁地域貢献としての新潟・金属加工市構想﹂情報処理学会︑情報システムと社会環境シンポジウム︑二〇〇三年九月 ◎矢口裕子助教授 ﹁性/愛の家のスパイ|Henry&Juneから読み直す﹂﹃英文学研究﹄第八〇号︑日本英文学会︑二〇〇三年一〇月 ﹁DCFモデルによる企業評価|FCFの構成要素別による測定|﹂経営哲学学会︑中京大学︑二〇〇三年九月十四日 高千穂大学︑二〇〇三年年一〇月 ◎臼井陽一郎助教授 〇〇三年九月三日 ◎區建英教授 ﹁東アジアの近代思想と伝統︱厳復と福沢を中心に﹂ 比較史・比較歴史教育研究会︑東京大学駒場キ■ンパス︑二〇〇三年十一月二二日 ◎越智敏夫助教授 essons from2003 ◎苅部恒徳特任教授 新潟大学︑二〇〇三年一〇月十一日 ◎小宮山智志講師 ﹁﹃努力﹄﹃能力﹄意識が﹃平等﹄意識に与える影響﹂計量社会学研究会︑立教大学︵池袋︶︑二〇〇三年十一月八日 ◎近藤進教授 散制御﹂第六四回応用物理学会学術講演会︑福岡大学︑二〇〇三年八月三一日 ◎佐々木寛助教授 ◎長坂格講師 ﹁フィリピンにおける農村︱都市移住の現在﹂日本国際文化学会第二回全国大会︑早稲田大学︑二〇〇三年七月六日 ◎広瀬貞三教授 ﹁一九三〇年代の金剛山﹃国立公園﹄化構想﹂第五四回朝鮮学会大会︑天理大学︵奈良県天理市︶︑二〇〇三年一〇月五日 ﹁平成十五年度小売商︵販売士︶資格更新講習会﹂長野県佐久商工会議所︑二〇〇三年一〇月二一日 ◎越智敏夫助教授 ﹁アメリカ合衆国とイラク戦争﹂連続講座﹁アジアと十一月四日 ◎小林元裕助教授 ﹁日中関係論﹂さわやか大学︑三条市嵐南公民館︑二〇〇◎高橋正樹助教授 三年八月二七日﹁現代東南アジアと人づくり﹂新潟県立商業高校校長会︑新潟会館︑二〇〇三年七月三一日 ◎広瀬貞三教授 ﹁今後の日朝関係を考える﹂︑とやの福祉協会おもと園︑﹁現在の大学と学生生活﹂︑新潟県立小千谷高等学校︵小千谷市︶︑二〇〇三年十一月十四日 ◎藤瀬武彦教授 ﹁筋力トレーニング指導者講習会﹂両津市教育委員会社会教育課スポーツ振興室︑両津市総合体育館︑二〇〇三年九月六日 訳について﹂新潟大学英文学会︑︶総会︑フランス・リヨンフィリピン︑二〇〇三年一〇月二一日 ︶﹂◎教員の活動 ◎青淵正幸助教授 ◎著青 淵書正幸助教授 ▲約40万人が参加した2003年2月15日のニューヨーク反戦集会 iii;PIiliii iiii i 1l iii'i ii" iiGil(Iiiili-"lii,・-i Iiiiii-Il,iニニュューーヨヨーーククのの反反反戦戦戦運運運動動動

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