10
8/8

YUUGEN 広報委員長 高木 義和湧 源 i- 新潟国際情報大学のホームページ改訂のため関係者公募を行い︑このほどその公募を締め切りました︒最優秀作品を新しいホームページとして採用することにしていましたが︑ホームページの種々の機能を考えると残念ながらそのまま使用できる作品はありませんでした︒しかし︑応募作品それぞれに有用な機能が含まれていたため︑4作品の長所を合わせたホームページを作成しました︒これまで大学のスクールカラーとして使用してきた青をベースに︑背景をシンプルな白とし︑大学案内と一体感を持たせたデザインです︒  新潟国際情報大学のホームページは︑これまでその最大の利用者である本学学生の利用の便を図ることを最大の目的として改訂を続けてきました︒今回は学内利用者の便を良くするとともに︑対外的広報機能の拡充も目指しています︒外に向けた広報機能をもたせるため︑高校生の皆さん︑在校生︑在校生の父母の皆さん︑企業の皆さんを主な利用者と想定しました︒従って︑大学の案内︑入試・就職の情報とともにカリキュラムや講義概要なども取り入れることにしています︒一方︑学内の利用の便を向上させ︑一般の利用者のリピート利用と滞在時間の延長を図るためリンク集を充実させることにしました︒  さらにホームページの魅力を大きくするためには︑新しい情報を常に提供できる必要があると考えられるので︑トピックスのコーナーを別途設けそこで新しい情報と新しい画像データを提供したいと考えています︒また︑英語︑ロシア語︑中国語︑韓国語および modeのページの作成も計画をしています︒今年中に新しいページに更新できるよう作業中なので︑完成したら是非ご覧ください︒  毎年十月上旬に西蒲原郡西川町で行われる﹁越後にしかわ時代激まつり﹂︒このまつりは江戸時代に越後曽根の農民が︑江戸幕府にその年に収穫された米を献上するために代官献上米行列を行っていたという時代背景をもとに昔風の屋台や服装で江戸情緒を再現したものです︒まつり当日は他に様々な催しも行われ賑わいます︒私が参加した代官献上米行列は︑一般公募の60名が参加し︑越後善光寺を出発し︑本町通りを練り歩くというものです︒代官をはじめ︑献上米を警護する武士や米俵を積んだ大八車を引く農民などの本格的な衣装とメーキ■ップは江戸時代に舞い戻ったかのような印象を受け︑参加者は役になりきり︑まつりを楽しんでいます︒  今年もまつりの時期を迎え︑私を含め数多くの新潟国際情報大の学生が参加しました︒私は今年で三度目の参加となり︑西川町役場の方からも﹁あら︑お久しぶり〜!﹂︑﹁おっ︑去年もいたよな〜﹂というお声をいただくようになりました︒このことは新潟国際情報大学が地域交流を深めていくという点において非常に喜ばしいことだと考えています︒  さて︑毎年気になる配役のことなのですが︑一年目は手付役︑二年目は先導役で参加させていただき︑今年も昨年の実績を買われて︵?︶先導役をさせていただくことになりました︒先導役とは︑行列の先頭に立ち﹁代官様のお通りじゃ〜!﹂と声をあげながら歩くという役なのです︒先にも書きましたがこの役も二度目となり︑リラックスして臨むことができました︒  また︑今年はゲストとしてBSNラジオでもお馴染みの大倉修吾さんが参加され︑代官役を演じられました︒昨年は吉本興業の桂三枝師匠が代官役を演じられましたが︑今年の代官役はさらに軽快且つ 絶妙な話題で場を盛り上げていました︒私は昨年この紙面上に時代激まつりに対する不安を書かせていただいたのですが︑今年のまつりの盛り上がりは私の不安を見事に打ち破ってくれました︒今年は途中まで雨が降っており︑一時はどうなるかと思いましたが︑結果的に雨も上がり︑非常に楽しむことができたと思っています︒そのような悪天候にも怯むことなく無事に終了することができ︑スタッフの皆様には感謝の気持ちで一杯です︒  大学に入学して以来毎年まつりに参加しているということが︑今や自分の中で伝統となっているように感じられてなりません︒来年もぜひ参加させていただきたいと考えています︒また︑私が卒業した後も新潟国際情報大の学生が途切れることなく毎年参加することで地域交流を深め︑さらには大学の中に息づく伝統として続けてもらえたら幸いです︒ 新潟国際情報大学に おける伝統 情報文化学科3年 ・ 今井 誠 ▲出発前の表情 ▲行列中の真剣な顔 ▲みんなで記念撮影 西 川 時代激まつり 出演記

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る