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﹇情報文化学科﹈ ﹇情報システム学科﹈ 海海外外留留学学制制度度 s s  新潟国際情報大学では︑異文化に直接ふれ︑大学での授業の成果を確かめ︑その後の目標を定める足がかりとなるよう︑海外留学制度を整えました︒  この制度の大きな特徴は︑留学先で取得した単位を卒業に必要な単位として認め︑一定期間留学しても4年間で卒業を可能にしたこと︒さらに留学生には一定の奨学金が授与され︑負担の軽減がはかられています︒  今年は中国と北米へ新潟国際情報大学から世界へ︑多くの学生が国際人の一員として飛びたって行きました︒  情報文化学科では︑二年後期のカリキュラムに︑希望学生を対象にした海外留学制度を組み入れています︒5カ月留学して4年間で卒業できる﹃派遣留学制度﹄は︑中国・北京師範大学歴史学部と情報文化学部が︑この春︑交流協定を結んで実現したものです︒  初の取り組みとなった今回︑参加者は三︑四年生を含む30人︵内訳は︑四年3人︑三年6人︑二年21人︶で︑来年一月までの約5カ月間︑中国の歴史や文化︑言葉を学んできます︒  今後︑今回の中国をはじめ︑アメリカ︑ロシア︑韓国と海外四大学が用意され︑一年次に専門科目として選択した言語にしたがって留学先を決定します︒  外国語は現地で学ぶのが一番です︒一定期間実際に生活することで︑その国の歴史や文化に対する認識も深まります︒情報文化学科では︑できるだけ大勢の学生に留学してほしいと考えています︒海外での体験一つひとつが︑学生たちの未来にとって貴重な財産となるからです︒  情報システム学科では︑8/21〜9/18の4週間︑ントンにあるアルバータ州立大学で海外留学﹃夏期セミナー﹄に参加しました︒英語研修は︑ESL英語教育プログラムに基づいた完成度の高い内容で︑の授業が行われました︒  一方︑専門科目の授業ではベンチ■ー企業を訪問するなど︑インターネットを利用した最先端の技術や事業動向を学ぶことができました︒両科目とも現地での受講実績とセミナー終了後に提出するレポートで正規の単位を取得できます︒  また現地の学生といろいろな話題について意見交換するカンバセーションクラブやホームステイなどもあり︑日本とは異なった生活習慣や文化を実体験︒帰国後のアンケートでは︑参加者のすべてが英語のコミュニケーション能力が向上したと答えています︒ 〜 〜 ecture﹂は絶好の昼寝の時間でした︒しかし一週間二週間ecture﹂を行ったことで︑自分の英語の理解力を試すこと 英語のクラスは毎日4時間づつ週4回行われました︒私はイーマンのクラスでした︒  イーマンは︑いつもクラスを盛り上げてくれて︑笑いが絶えない授業で楽しく英語を勉強することができました︒授業中ゲームをやって優勝者にプレゼントをくれたり︑鈴木さんとさやさんの誕生日にはケーキを焼いてきてくれて︑みんなでお祝いもしました︒この海外研修のもう一つの目的は︑ベンチ■ー企業を訪問しコンピュータシステムに関する説明を受けるというものでした︒私のカナダに行く目的は︑語学力を上げることだったので﹁え〜っ︒そんなの勉強しなくていいよ〜っ!﹂とずっと思っていました︒初めのころは︑日常会話でさえ聞き取るのに苦労していたので︑専門用語の多い﹁と英語に触れる時間が積み重なっていくにつれ︑少しづつ理解できるようになってくると︑当初ほとんどできなかった質問がみんなからどんどん出るようになってきました︒﹁ができ︑専門的な用語を知ることができ︑もちろんコンピュータシステムについての勉強にもなりました︒  カナダ研修は勉強だけでなくいろいろなイベントがありました︒カヌーを漕いだり︑ロッキー山脈に登ったり︒決められた行事以外にも高木杯というバレーの試合もしました︒とにかく年齢に関係なく︑先生・生徒関係なく︑みんな仲良く楽しい研修でした︒研修だったので時間的制約は大きかったけれど︑それでもみな十分楽しめた研修旅行だったと思います︒ っと﹁価値のある旅﹂にしていきたいと思います︒ 情報システム学科2年 海外研修に参加するに当たって私が立てた目標は︑まず旅の主軸である英語力の向上と︑もう一つ自分の視野を広げるためというか︑今まで築いてきた自分なりの考え方や物の捉え方を良い意味で壊せたらいいなと思いました︒ 期間は1■月︑長くとも短くともとれる限られた時間の中で私は精一杯目標に向けて頑張りました︒カナダで生活するのに英語はもちろん必要で︑自分の言いたい事やしたい事を少しでも相手に分かって欲しく︑何より外国の人と話す楽しさのために英語の勉強は自然に力が入りました︒  後者の目標については︑はっきりしたことはなんとも言えませんが︑ホームステイでいきなり訳もわからぬ所へ連れて行かれ︑そこからの孤独なバス通学や一緒に家を探してくれたバスの運転手︑突然のアンケートに笑顔で答えてくれたアルバータ大学生︒そんな一つひとつの出来事や触れ合いが私の中にゆとりや自信を持たせてくれました︒  私にとってこの旅は初めての海外経験だったので勉強になることはたくさんあり︑今挙げたのはほんの一部分に過ぎません︒これからはそれら学んだことを生かしてこの旅をも情報システム学科3年IlIl 神田咲子清野裕也10名の少人数クラスに分かれ︑毎日午前中に4時間20名の学生が︑カナダのアルバータ州の州都エドモ※詳しくは http://www.nuis.ac.jp/ で、御覧下さい。 ─ ─ クラブ カンバセーション クラブ カナダ アルバータ州立大学にて 海外留学体験記 授業時間表の一例(北京師範大学 歴史学部) 上午(午前) 第1節 8:00 〜 8:50第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 9:00 3:00 〜〜 3:509:5010:00 10:50中国語会話 中国語聴力 中国語閲読 中国語写作 8:00〜12:0014:00〜16:0019:30〜21:00カンバセーション 授業時間表の一例(アルバータ州立大学) 下午(午後) 2:00 〜 2:5011:00 4:00〜 夜 11:50中国現代化 課外 クラブ 活動 予習 復習 補習 学生 交流 研究 中国古代文明 洗濯等 英語クラス 英語クラス 北米社会と情報 英語クラス 北米社会と情報

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