模擬講義2023
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12※在外研修のため後期のみ講義番号B-35講義番号B-36講義番号B-37講義番号B-381983年 東京農工大学大学院工学研究科修了1983年~2000年 三菱電機株式会社 情報システム技術センター 専任1997年 長岡技術科学大学大学院工学研究科修士課程修了2000年~2011年 (独)理化学研究所に勤務1993年 NECロボットエンジニアリング株式会社2003年 株式会社本田技術研究所2006年 北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士後期課程修了「デジタル化とマルチメディア~デジタルって何?~」現代のIT社会は、デジタルを基本に成立しています。デジタルという言葉の意味は辞書で調べることができますが、実社会のIT化とどう関連しているのか、結びつかないという人も少なくありません。この講義では、アナログとデジタルの説明と、デジタルがなぜ有利なのか、また、デジタル情報が、パソコンやマルチメディア機器のなかでどう扱われているのかを解説し、さらに、デジタル情報であるからこそできるものとして、映画の特殊効果などへの適用事例も紹介します。なお、この講義は、教室で、パワーポイントで作成した教材をプロジェクタを使ってスクリーンに投影して行う形態をとります。「情報システムって何?」「情報システム」という言葉を聞いたことのある人は多いと思います。しかし、「アプリ」、「プログラム」、「ソフトウェア」などの言葉との違いや関連について、また、そもそもいつ頃から、どんなものに対して使われ始めた言葉なのかなど、ハッキリ認識はされていないと思われます。この講義は、これらについて整理し、「情報システム」への理解を深めてもらうことを目的としています。なお、この講義は、教室でパワーポイントで作成した教材を、プロジェクタを使ってスクリーンに投影して行う形態を取ります。「磁気共鳴」核磁気共鳴は英語でNuclear Magnetic ResonanceといいNMRと略されます。1938年物理学者ラビによって発見された原子核が持つ核スピンを電波で計測する手法です。この原理は医療診断のMRIにも使用されています。核スピンを記述する量子力学やNMR・MRIの原理などについて解説します。「人工知能」人工知能とは、コンピュータに「知能」を持たせる技術のことです。「知能」を持たせるためには、その基になる「知識」をコンピュータに蓄積しなければいけません。「知識」をどのように表現してコンピュータに覚えさせるか、またそれをどう利用するかについてこの講義では学びます。また、近年の人工知能を応用した様々な技術(例えば、ユビキタスコンピューティング)についても紹介します。桑原 悟(KUWAHARA Satoru)経営情報学部 情報システム学科 教授経  歴:1981年 東京農工大学工学部数理情報工学科卒業 専門領域:情報システム構築、情報セキュリティ近山 英輔(CHIKAYAMA Eisuke)経営情報学部 情報システム学科 教授(博士 工学)経  歴:1995年 長岡技術科学大学工学部生物機能工学課程卒業 専門領域:生物物理学、磁気共鳴、高性能計算中田 豊久(NAKADA Toyohisa)経営情報学部 情報システム学科 准教授(博士 知識科学)経  歴:1993年 東京工科大学機械制御工学科卒業 専門領域:ユビキタスコンピューティング、機械学習

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