模擬講義2021
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A“大学”って何だろう:進路について考える講義02講義番号A-01講義番号A-02講義番号A-031995年 早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学1992年 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得満期退学2002年~2003年 ニューヨーク大学招聘研究員1983年 東京農工大学大学院工学研究科修了1983年~2000年 三菱電機株式会社 情報システム技術センター 専任「大学で学ぶということ・社会ではたらくということ」大学に進学して学ぶことが、将来の自分の職業にとってどういう意味をもつのか、とくに、大学で学んだうえで社会に出るという選択をした場合、自分の将来に関する自分自身の考え方に、どのような深みを与えることができるのか、ひとつの考え方をお話しします。「大学生として留学すること:誰が海外に行くのか」高校生に比べると大学生になってから海外留学をする者はとても多くなります。なぜ高校生に比べて大学生は留学しようとするのでしょうか。そもそも留学とは、また海外に住むとはどういうことでしょうか。以上のようなことを考えながら、留学の決断から実行まで、いろいろなお話しをしたいと思います。はっきりいって留学実現にいたる最大の難関は「自分なんか留学する学生ではない」という思いこみです。そんなもの、すべての学生が捨て去るべきです。「会社はなぜ四大卒を雇うのか -会社が四年制大学の卒業生に期待するもの-」会社が人を雇うのは、してほしい仕事があるからです。営業、経理、技術、設計、製造、管理などの職種は募集情報に示されます。一方、高卒、大卒、経験者(中途採用)なども応募条件として示されますが、同じ職種でもなぜこのような区別をするのでしょうか。それは、会社が期待している能力に違いがあるからです。しかし、その違いは、募集情報からは、ほとんど見えてきません。会社側の考える、この暗黙の期待について、特に“大卒”への期待について、企業にいた経験からお話ししたいと考えています。臼井 陽一郎(USUI Yoichiro)国際学部 国際文化学科 教授経  歴:1989年 早稲田大学社会科学部卒業 専門領域:EU(欧州連合)研究越智 敏夫(OCHI Toshio)国際学部 国際文化学科 教授経  歴:1986年 立教大学法学部卒業 専門領域:政治学、アメリカ政治、現代思想桑原 悟(KUWAHARA Satoru)経営情報学部 情報システム学科 教授経  歴:1981年 東京農工大学工学部数理情報工学科卒業 専門領域:情報システム構築、情報セキュリティ

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