模擬講義2020
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11講義番号B-31講義番号B-32講義番号B-33講義番号B-34講義番号B-35講義番号B-361998年 信州大学大学院工学系研究科博士後期課程システム開発工学専攻修了1998年 岐阜大学バーチャルシステム・ラボラトリー非常勤研究員1983年 東京農工大学大学院工学研究科修了1983年~2000年 三菱電機株式会社 情報システム技術センター 専任「ドロ一ンのしくみと技術」講義では、ドローン(無人航空機)のしくみや構造について説明し、活用事例や今後の可能性について説明します。ドローンで撮影した写真や動画を鑑賞しながら、どのようなことに使えそうか、何に役立つだろうか、問題点はないだろうか、を一緒に考えたいと思います。可能であれば、実際にドロ一ンを飛ばすことにより、その動作を確認したいと思います。※場所によってはドローンを飛ばすことができないことがありますので、内容については相談させてください。「コンピュータビジョン~コンピュータがものを「みる」しくみ~」人間は主に目を通して得たさまざまな情報を、脳で処理をして結論を出しています。カメラなどを使って人間の目と同等の機能をコンピュータに持たせ、コンピュータで画像を処理・計測・認識・理解させようとする、コンピュータ+ビジョン(視覚)=「コンピュータビジョン」という研究分野があります。ロボット、産業、医療、セキュリティなど、社会のさまざまな場面で人間の目に代わって役立っている技術です。講義では、この「コンピュータビジョン」についてお話しします。「ロボットのしくみと動作」ロボットはさまざまな情報技術が統合されたシステムであり、今後の普及や発展が期待されています。講義ではロボットのしくみや動作と、その応用事例について学習します。実際にいろいろなロボットの操作を体験したり、プログラムを用いてロボットを自在に操作したりすることができます。ロボットの活用方法や今後の可能性および問題点について、一緒に考えたいと思います。※人数や場所等により、どのような形で授業を行うか、内容については相談させてください。「プログラミングのしくみ」コンピュータを人間の思い通りに動かすために、コンピュータにやってほしいことを並べたものがプログラムで、そのプログラムを作ることがプログラミングです。講義では実際にプログラミングを行うことにより、プログラムを作成しながらコンピュータの動作とプログラミングのしくみについて学びます。※人数や場所等により、どのような形で授業を行うか、内容については相談させてください。「バーチャルリアリティの現在と未来」バーチャルリアリティ(Virtual Reality,VR,仮想現実)とは、見ている人の周りに映像を表示することにより、仮想空間に入り込んだような感覚を与えるシステムのことです。ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display,HMD,頭部装着ディスプレイ)を使って体験することができます。講義ではVRの仕組みを学習し、実際にHMDを用いて体験することによって、どんなことに活用されているか、どのように応用できるか、問題点は無いか、について学びます。「デジタル化とマルチメディア~デジタルって何?~」現代のIT社会は、デジタルを基本に成立しています。デジタルという言葉の意味は辞書で調べることができますが、実社会のIT化とどう関連しているのか、結びつかないという人も少なくありません。この講義では、アナログとデジタルの説明と、デジタルがなぜ有利なのか、また、デジタル情報が、パソコンやマルチメディア機器のなかでどう扱われているのかを解説し、さらに、デジタル情報であるからこそできるものとして、映画の特殊効果などへの適用事例も紹介します。なお、この講義は、教室で、パワーポイントで作成した教材をプロジェクタを使ってスクリーンに投影して行う形態をとります。河原 和好(KAWAHARA Kazuyoshi)経営情報学部 情報システム学科 准教授(博士 工学)経  歴:1993年 信州大学工学部情報工学科卒業 専門領域:画像処理、コンピュータビジョン桑原 悟(KUWAHARA Satoru)経営情報学部 情報システム学科 教授経  歴:1981年 東京農工大学工学部数理情報工学科卒業 専門領域:情報システム構築、情報セキュリティ

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